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2007年5月17日 (木)

司馬遼太郎↑

■大阪外国語大学(モンゴル語科)の「先輩」なのである。

 何作か読んだことはあるが、それほど「面白いっ!!」とハマることは正直言ってなかった。(ちなみに、実は村上春樹の作品にもそれほどの魅力を僕は感じないのだ・・・。どちらも「ブーム」なのにねぇ・・・。)

 『竜馬が行く』は確かに面白い。竜馬の構想力や発想、そして歩みは「痛快」である。だが、特に深い感銘は起こらなかった。

 『坂の上の雲』も確かにいい。「上昇期」の明治日本を描ききった大作である(※「司馬史観」等はここでは関係ない)。当時、まだ「戦後日本=新生日本、戦前日本=負の歴史」という図式がある程度残っていたときにあって、『坂の上の雲』はそういった図式に何かしらの違和感を持っていた人々に強烈なインパクトを与えたという。だが、僕にはそれほどの激烈なインパクトはもはやない。戦前の歴史を多面的に見る機会は現在さまざまに提供されている。同時に、単純な図式とは関係なしに戦後日本の歩みにも自信を持っている僕にとって、明治日本の勃興期に激烈な感動を覚えはしないのである(もちろん、それなりの、成熟した感動はある!)。

 

 そんなこんなで、確かに司馬遼太郎はそれなりに面白いのだが、深い印象を残す作家・作品ではなかった。

 しかしながら、最近読んだ『峠』を境に、僕はいまさらながら司馬遼太郎のファンになってしまったようである。ここ一年読んだ小説ではダントツだった(ホント、今さらですが・・・)。

 

 河井継之助は苦悩したうえで、「それでもなお」という決意を持って進んでいった。その点に非常に魅かれるのである。歴史の大きな流れ、世界史の動きをわかりすぎるほど敏感にわかっていた河井である。それに対応する壮大な構想、そして「繊細」な政策=「武装中立」をもっていた河井である。だが武士として、長岡藩の家老(すなわち、そこに生まれた「運命」=「境涯」)として、それをそのまま実行することはできなかったし、また結局はその政策も潰えた。そしてその逆もあった。すなわち、河井は「二つ」の「それでもなお」を経ていたのである。一つは、武士・家老として「それでもなお」世界に対応するために動いた河井であり、二つは世界を知っている者として「それでもなお」武士・家老の立場から導かれる政策をとった河井なのである。

 稀有な「世界的視野」を持ち、同時にある種の希望と深い「諦念」を併せ持った河井継之助なのであり、それが自分に大きな感銘を与えたのだと思う。

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2007年5月15日 (火)

整理

■今日は一日中、論文作成に必要な「年表」づくりと史料の整理に没頭していた。頭と目が最悪なくらい痛いし、多分に単調でしんどい作業ではある。

 とはいえ、細かい地道な作業を続けていくうちに見えてくるものがあろうし、そういったことを疎かにしていては最終建築物が大きく歪んでしまうことにもつながるんでしょうね。ともかく、疲れました。

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香川旅行!

Kagawa2007512_095 ■陸上部時代の先輩・後輩らで、香川を訪ねた。

  メイン目的は、香川でいちご農家を営んでいる先輩に会うのと、「讃岐うどん」を心ゆくまで堪能することである。

  実際、四国へは陸上部の春合宿で高知に行ったことしかなく、それとて「観光」ではない。

  

          

Kagawa2007512_022  端的に言えば、一泊二日とは思えないほどの濃密なスケジュールだった。うどんは結局、五軒をコンスタントにまわって食べきったのである!!単純計算で少なくとも一杯200g以上はあるであろうから、1キロ以上はお腹のなかに収まったのだ。 (※それが原因か否かは不明であるが、翌朝2時間ほど激しい腹痛に襲われた・・・)

  今さらあれこれと讃岐うどんのおいしさを述べる必要もないが、讃岐うどんの「こし」やのどごしを知った以上、これから大阪で食べるうどんの「意味」は「こし」以外に求めなくてはなるまい。それは「だし」になるんでしょうかね。それじゃあ、ただの濃いだけのだしでできた関東のうどんには、いかなるおいしさを求めればいいのでしょうか。

           

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■翌日は、イチゴを育てている先輩のビニールハウスを訪ねた。イチゴは高さ1mほどの位置に植えられており、水や肥料は張り巡らされた管を通って自動で全体に行き渡るらしい。受粉作業は「ハチ」の役割である。

 下から手をつかわずにパクッとイチゴをほおばる。たまりませんなぁ。

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いろいろお世話になりました。ありがとうございます!

 ともあれ、次は映画「UDON]を見ることにしましょうか。映画で出てきた場所に行くのもいいが、それとは逆に実際自分が行った場所を「映画」中で見るのもまた面白いでしょ!

   ※画像転載厳禁※

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2007年5月11日 (金)

サザエさん

■いつものコースを走っていた。三国駅周辺から十三大橋を抜けて、中津駅周辺でUターンするコースである。

 たいがい夜に走る。したがって住宅街の暗い夜道を多少息荒く走る僕は、不審者視されても仕方がないかもしれない。特に、夜道の前方を女性が一人で歩いていたら・・・。

 

 だが、今日はもっと最悪だった。走っていると、前方200mくらいに「い~しや~きいも~」というアナウンスとともに横道からゆっくりと軽トラが出てきたのである。その後ろを走る僕。道路は狭めで一方通行。

 気のせいか、軽トラのスピードが遅くなった気がする。もしかして僕が焼き芋を購入するために家を飛び出してトラックを追いかけていると勘違いしているのではなかろうか。これじゃあ、サザエさんの「秋ネタ」でお馴染みのシーンになってしまうではないか!

 結局僕はうつむきがちに軽トラの横をかろやかなステップと共に通り抜けたのであった。

■今年の就職活動を終わって・・・。

 SPI対策のために買った参考書 ¥1200

 靴底補修               ¥1500

 交通費                約¥50000

 オシャレなネクタイ         ¥2500

 就活で得た経験           priceless

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2007年5月10日 (木)

知識人の政治参加について

■ということで、ちょっと書いてみました。修士論文とは直接的には関係ないにしろ、いわば「補論」のようなものか。批評を仰ぎたい。

 → 『知識人の政治参加について』

   http://international.fc2web.com/contents1-1-4.html

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2007年5月 3日 (木)

読書・・・

■今日の朝日新聞は「社説集」なるものが掲載されていて、かなりのボリュームだった。

 

 日本がいかなる「意味のある生き方」をするのか。

 突き詰めて言えば、高坂正尭先生のなかに通低する問題意識としてそれがあった。

 「世界史」において、どのような「貢献」を刻むのか。

 「1930年代の知識人に対して、私が以前より共感を持つようになったのは、世界のなかで日本がある程度の主導権をもって何かをしなければならないという問題をつきつけられた人々であるからです。」(高坂正堯・粕谷一希対談より)

 意味ある生き方への眼差し。それが偽善にならぬ限り、拙速な最善にならぬ限り、また深い思考と苦悩を伴う限り、「九条」や「地球貢献国家」という「生き方」は重いし、尊重したいと思うのである。

■GWはインドアに拍車をかける予定です。バイトは来週からだ。

 「積読」になっていた本を「処理」していこう。

 今日はカポーティ『冷血』と藤原帰一『国際政治』を読む。後者は非常に評価が高いようですね。

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黄金週間

■黄金週間、である。テレビ字幕で「黄金週間」と表示されると一瞬何のことかよくからないのは僕だけなのか。ベルリン国際映画祭の最優秀作品賞(Golden Berlin Bear)を「金熊賞」と言うが、他にもっといい言い方はないのか。

■布団を干していた。裏返したらはずみで10階マンションのベランダから落ちていった。落ちていく布団をちょっと半笑いで見送った僕はおかしいのか。地上は芝生区域になっているので人がいる危険性はなかった。拾いに行った布団は、衝撃で芝生の青臭さを存分に吸収していた。臭かった。

■憲法記念日である。

 僕自身これまで一貫して改憲論(※九条に関して)だったが、その論拠や理由はかなり変化してきたと思う。

 だが、最近ちょっと悩んでいる。言うなれば改憲はちょっと「ショック療法」的な側面があるんだな。両極端に逃げない強靭さが、果たして僕たちにはあるだろうか。自信を持っている、と願望としては胸を張って言いたい。

 ともかく、様々な論者がいるが、真剣に悩んでいるか・考えているか、信頼できる論者の私的基準は、文中に「それでもなお」という接続詞を使っているか否かである。

■就職先、ついに決めました。いろいろ悩んだけども、決めた以上は頑張ろう。

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