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2007年7月26日 (木)

まいなすいおん

■笑い話のようだが、箕面で「遭難」しかけたことがある。

 高校時代の陸上部で初めて勝尾寺への獣道を登ったときのことだ。最後の石畳を降りれば、視界が開け勝尾寺が出迎えてくれる。問題はここからであって、本来は左の道を行かねばならないのだが、誤って右の下り坂を降りていった。

 なだらかなトラック道路がぐねぐねと延々続く。「間違ったかな」と思ったが、改めて戻り上るのも苦痛なので走り続けた。側道をトラックがクラクションを鳴らしつつ走り去るので、本来の意味での孤独な「遭難」ではない。それでも、真夏であり、全く知らない道を身一つで走る心細さといったらなかった。結局、何とか国道まで出て近くのミスドで水を恵んでもらった。ただの水だったが、今まであれほど水がおいしいと思ったことはない。

 

 ■勝尾寺までは行かなかったが、今日、箕面の滝へ走りに行った。三国から走って行こうかと思ったが、さすがに挫折する可能性が極めて高かったので妥協して、石橋駅から走ることにする。

  テクテクと走って、滝までは約40分ほどで到着することができた。最近、ニュース番組(MBS系列Voice)で箕面の滝の水量が箕面グリーンロード建設の影響で激減し、ポンプで水をくみ上げているという悲しい報道があったが、それでも相当の落差から落ちる水しぶきと緑のコントラストは心地よく、リラックスできた。

  帰りに紅葉天ぷらを買う。ついでにブックオフで真っ昼間から本を30冊ほど購入して家路につく。レジ打ちを間違えていたみたいで、代金が12冊分だった。やった(笑)!

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2007年7月17日 (火)

台風、去る。

■台風の去来によって、24時間リレーマラソンは中止とあいなった。けだるい虚脱感は多少ある。

■本屋でバイトをしていると、ベストセラーの動きがわかるのは当然として(※たとえば『女性の品格』なんかはかなりコンスタントに出ている。そういえば、塩野七生が『文藝春秋』8月号でちょっとかみついてたっけ・・・)、ある種の「風潮」のようなものを感じることもできる。

 情報誌・総合雑誌なんかは基本的に数が出ない。「論壇」という言葉はもはや「死語」であるとは言いすぎとしても、総合雑誌中の論文が時代をリードするようなことはおそらくはもうないであろう。(時々、間歇泉的に話題となる論考なり主張があったとしても・・・。)

 とはいえ、それでも何冊かは買っていかれる方がいる。そのなかでも圧倒的に多いのは、『WILL』と『SAPIO』である。『文藝春秋』はちょっと肌色が違うので別格としても、『論座』、『中央公論』、『現代』、『世界』などと比べると前記二者は圧倒的に目に触れる機会(レジにて)が多いのである。「右傾化」などという言葉を気軽に使うことは、厳に慎まねばならないが、確かにその雰囲気を本屋でも感じることはできるのである。

■PCオンラインゲームは色々あるんですね。僕はどれもやったことがないが、たまたまネットで『シム・シティ2000』の広告がバーナーで出ていたのを見つけた。

 中学か高校時代、『シム・シティ』にちょっとはまったことがあった。慣れてくると、どうしても「見事な都市」をつくりたくなる。整然と都市機能が配置され、緑も多く、交通機関は充実した、(碁盤目状でなくともよいが)見た目に美しい都市である。

 はじめは「金」がない。だからある程度町が発展し財政に余裕ができると、ごちゃごちゃした一画をぶっつぶして、改めて綺麗に整備していくのだ(ゲーム中でのかなり強制的な「都市再生」とでも言えようか)。ゲーム中であるから至極簡単である。住民の反対も環境も何も気にしなくてよい。そんな「自由さ」にこのゲームの特徴、面白さがあったのであろうが、考えてみれば、悪名高い皇帝「ネロ」の気持ちもわからなくはない、という複雑な気持ちになったものだった。

 

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2007年7月 8日 (日)

1ヶ月ぶり・・・

■復活です。別にネットができない環境(ex.世界放浪の旅)にいたわけではありません。毎日がんがんネットしてました。ただ、僕の意志が弱いだけなのであります。

■隔日で本屋さんにてバイトをしているのである。

 新大阪駅ビル内に位置しているので、新幹線を利用する有名人なんかも時々訪れる。ここ最近の「収穫」では、ケンコバ、宮崎哲弥、オセロ松嶋、などなどである。あれ、そんなに大騒ぎするほどでもないか。衝撃だったのは、「辛口」ピ●コさんである。ヨレヨレのTシャツに、お肌はお疲れ気味だった。ちょっぴりショックを受けた僕でした。

 「フランス書院」文庫を買う中年男性と、かなりどぎついBL系コミックを買われる「腐女子」の方々を応対していると、それなりに悲しくなってくるのは事実だ。

 それでも時として、岩波文庫や新潮・文春文庫を買っていかれる人がいると、ちょっとほっとして嬉しくなってしまいます(特に若い人が買うと・・・)。まだまだ「読書人」とは死語ではないのであります。

 『岩波は読まなくてもいいが、「岩波文庫」はどんどん読むべきである』とは誰かの名言(?)である。

■映画DVDは相変わらずのペースで見ているが、久しぶりに最近の邦画を見た。この頃は主に白黒ばかり見ていたので疲れていたのである(特に『人間の条件』①~⑥はしんどかった。だが仲代達矢は疑いなく名優と思う。特に『切腹』は傑作!)

 リメイク版の『日本沈没』である。『アルマゲドン』や『ザ・コア』と方向性を同じくするパニック・感動SF超大作と思いきや(その面も確かにあるにはあるが)、何より自分が日本人というのもあって、それなりに興味深く見れた。

 「日本」が消滅するかもしれないという極限状況は我々にいやおう無く「国家」という問題をつきつける。国家、友人、難民などなど・・・、常に「極限状況(worst scenario)」のみを想定していては我々は生きてはいけないし、現実の政治・外交政策としては破綻である(例えば、「独立国」として「核」を持たねばならない、など)。だが、時として最悪の状況に眼差しを向けることは、良き「思考の鍛錬」になるであろう。

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