シーズン6
■「24シーズン6」がついにリリース、なのである。
修士論文が完成するまで我慢しようと思っていたが、僕の自転車は理性に背いてTSUTAYAへ向かう。ダメですね。大学受験の年、ドラゴンクエスト7を1年間我慢できた自分が懐かしい・・・。
ところで、シーズン5は最高であった。書物でも映画でも何でも、「決して処女作を超えることはできない」という格言があるが、シーズン5はその格言を覆す出来だったと個人的には思う。「テロ」、「中国の台頭」といった時代背景・時代関心が米国の映画やドラマに如実に反映されることは、これまで様々に指摘されてきたことであるが、シーズン5では、「指導者(=大統領)への不信感」という要因が加味されており、それがプラスになっていたのである。
さて、シーズン6はどのような感じなのであろうか。いまから深夜の鑑賞タイムに入ります(爆)。
■どうせなので本屋バイトのネタから・・・。
・「腐っても細木数子」なんでしょうね。バイト先の本屋でも『平成20年度版あなたの運命』が平積みで特設コーナーに鎮座しているのである。なぜか金のテーブルカバーの上にである。そして、確かに彼女の本はよく売れるのである。
うちの親は細木数子が嫌いだと言いつつ、番組を見ている。そういえば、みのもんたに関しても同様の傾向が見られたか。「光が強ければ強いほど影もまた濃い」とはよく言うが、果たして彼女に「光」はあるのだろうか。
ところで、最近ある「法則」に気付いた。「細木和子プッシュ反比例の法則」とでも名付けよう。ホリエモン然り、朝青龍然り。彼女が愛し、応援し、プッシュする人物はみな堕してゆくのであった・・・。
・集英社文庫版、太宰治『人間失格』が売れているらしい。理由は、太宰に共鳴する若者と時代関心、といったことではなく、「ジャケット」なのである。デスノートの作画を担当する、小畑健が表紙を描いているのである。CDやデザイン本などでの「ジャケ買い」は知っていたが、こういう購買刺激もあるんだな、と思った。同時に、人気漫画家を抱える出版社の新しい「ビジネス」や商品展開の可能性も薄々感じた次第である。
他にも荒木飛呂彦が表紙を描いた、『ポイントブランク』もある。最近の報道では、米科学雑誌「セル」の表紙を氏のイラストが飾ったという。
・渡辺淳一『鈍感力』はロングセラーである。一時ほどの勢いは無いにしても、コンスタントに売れ続けている。
それにしても思うのは、『鈍感力』なる題名の「矛盾」(それだからこそ、本書が売れたのかも知れないが・・・)と、渡辺淳一の「敏感さ」である。
本当に鈍感な人は、自らが鈍感であることを気付きはしない。他人から指摘されて初めて、そうかなぁ・・・、と思うぐらいである。しかも、それに一つのポジティブな意味を付与し、概念化できる人は、ある意味で非常に「敏感」なのではなかろうか。その意味で、「鈍感力」は形容矛盾であるし、逆にそれであるからこそ魅力があり、面白さがある。
しかしながら、その魅力的な「力」を自然に持てる人は少ないであろう。非常な敏感さを持って、意識的に鈍感な部分・領域を創出し、飄々と生きていく。本書は一つのきっかけなり、新たな視点を与えてくれるであろうが、結局は「鈍感力」なるものの大部分は先天的に負う部分が大きいのではないだろうか。
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